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舞鶴女子高生殺人事件で無罪?経緯は [事件・事故]

舞鶴女子高生殺人事件で無罪判決事件の経緯は次の通りである。

2008年5月6日 京都府舞鶴市内の高校1年生・小杉美穂さん(15)が
夜の午後10時以降に自宅を出る。
翌5月7日午前0時50分ころ、友人と携帯電話で
     「国道沿いのドラッグストア付近にいる」と話し
その直後、東京の兄に携帯からメールを送信、それを最後に行方が分からなくなった。

5月8日、行方不明の彼女が、朝来川の南側斜面で
                        死亡しているのが見つかる。

1小杉美穂さん.jpg
引用元:http://since1970.exblog.jp/9567188

遺体発見現場.jpg
遺体発見現場
引用元:http://plaza.chu.jp/diary/2012/12/schoolgirl-murder-maizuru-motomura.html

死因は失血死、死亡時刻は5月7日未明。

バールのようなもので小杉美穂さんの顔や頭などを数回殴って殺害した後
遺体の上に土や枯れ葉などをかけて隠していたらしい。

防犯カメラに、被害者と一緒に自転車を押して歩く男性の姿が写っていたことなどから
交友関係などを中心に京都府警が捜査をしていた。

防犯カメラ画像.jpg
車道側を歩く小杉美穂さん(左)と並び、自転車を押して歩く男性
自転車の前かご部分に白っぽいものが見える
   =京都府舞鶴市で2008年5月7日午前1時~2時すぎ   京都府警提供
引用元:http://mainichi.jp/graph/2012/12/12/20121212org00m040002000c/005.html
現場見取り図.jpg
現場見取り図
引用元:http://plaza.chu.jp/diary/2012/12/schoolgirl-murder-maizuru-motomura.html

同年11月、殺人、死体遺棄容疑で、遺体発見現場の近くに住む
無職・中勝美(60)容疑者宅を家宅捜索。

2009年4月7日、京都府警舞鶴署捜査本部は同容疑者を「殺人・死体遺棄容疑」で逮捕。
 
1審の京都地裁は「無期懲役」を言い渡していたが
           検察側はこれを不服として控訴、「死刑」を求めている。

2012年12月12日、2審の大阪高裁(川合昌幸裁判長)は京都地裁の「無期懲役」判決を破棄
「逆転無罪」の判決を言い渡した。

「防犯カメラの映像」や「アリバイ・目撃情報」等の状況証拠は有ったものの
「証言・物証」が無いままの起訴となり、状況証拠(間接証拠)のみでの立証に

     捜査員も「ガラス細工の積み重ね」と例えていたそうです。

2審では「疑わしきは罰せず」のルールが重んじられた形となり
中勝美被告は同日釈放。
         12月25日、検察側が上告している。

2014年07月 殺人罪等に問われた無職、中勝美被告(65)の上告審で
最高裁第1小法廷(横田尤孝裁判長)は

   「被告の犯人性を推認させる事実は見いだしがたい」と述べ

    8日付で、検察側の上告を棄却する決定を出した。

「無期懲役」とした1審・京都地裁判決を破棄し、
「逆転無罪」を言い渡した2審・大阪高裁判決が確定する事となった。


ちなみに、この時の最高裁・横田尤孝裁判長は 2013年5月10日
最高裁判所第1小法廷の裁判長として、オウム真理教・麻原彰晃の
2度目の再審請求の特別抗告を退け、再審を認めない決定を下した人物でもあるようです。



中勝美被告は2審判決後の13年5月、アダルト雑誌を万引きした窃盗容疑で現行犯逮捕され
実刑が確定してその後、服役している。



前回中勝美容疑者が2014年11月5日に起こした殺人未遂事件でした。

        中勝美容疑者の人物像は次回




※当サイトの記事は、特定の個人・団体などを誹謗・中傷するものではありません。
   事実関係などの確証は得られていません。
           あくまで“ウワサ”程度の内容としてご覧下さい。





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