佐世保市の高１同級生殺害事件その1

2014年7月26日、長崎県佐世保で高校1年生の松尾愛和(あいわ)さん(15)が殺害され
首を切断されるなどした事件。

殺人容疑で逮捕されたのは同じ学校に通う女子生徒(16)。
26日午後8時ごろ、一人暮らしの容疑者のマンション自室で、クラスメートの女子生徒の
後頭部を工具などで複数回殴り、ロープのようなもので首を絞め殺害した容疑とされる。


写真引用元 http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/140729/evt14072920440049-n1.html

被害者の女子生徒が帰宅しない為、保護者が警察に連絡、警察官が現場マンションを訪ねた。
この時に、ドアを開けた容疑者の少女の服装には血痕などは付着しておらず
女子生徒について少女は『知らない』と答えていたが、警察官が室内に入り
女子生徒の遺体を発見した。
犯行後、体を洗い洋服を着替えるなどしたと思われる。

女子生徒は『人体に興味があり、バラバラにしてみたかった。』
『殺す為に、自分のマンションの部屋に２人で行った。』と供述をし
被害者への個人的な恨みなどが感じられる様子はないという。

長崎県警は容疑者の女子生徒が人の解体を目的に準備し
実行した計画的殺人事件との見方を強め捜査を続けている。

関係者によると、被害者の女子生徒の遺体は頭部と左手首が切断されたほか、
胴体部分にも刃物で切った複数の傷があり、遺体の切断には
のこぎり(刃渡り約25cm)以外に包丁も使用されていた。
のこぎりは鉄板を切る事も可能な、スレート切断用だったとの事。

室内からは２種類のハンマーが見つかった。
一つは「石頭（せっとう）ハンマー」といわれる、石材を割る時などに使うもの
もう一つは「テストハンマー」といわれる、車のタイヤのホイール等の
ねじの緩みを叩いて確認するもので、片方の頭部がとがっていた。

また、２人は遊ぶ約束を約1週間前からしており
街で買い物等をしたあと、一緒にマンションに入った事も判明。

容疑者の女子生徒は、調べに対し「マンションの部屋で一緒にテレビを見たりしていたら
我慢出来なくなった」と供述。
直情的な感情も加わり犯行に至った可能性も考えられる。

県警は、被害者の女子生徒のスマートフォンが容疑者の少女の自宅マンション敷地内で
見つかっていた事を、30日明らかにした。
証拠隠滅を図る為に捨てた疑いがあると調べを進めている。

容疑者の女子生徒は『ネコを解剖した事があり、人間でもやってみたかった。』
という供述をしている。
長崎県警は、殺害後に遺体を激しく傷つけた可能性があり、容疑者の女子生徒の
精神鑑定も視野に入れ、捜査を進めている。



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